そばの三たてとは?
2023/05/01
そばは同じ材料や調理方法でも味が変わりやすい料理です。
そのため、美味しいそばとそうでもないそばがハッキリ分かれやすいとされています。
そこでよく耳にするのが「三たて」という言葉です。
今回は、そばの三たてとはどういう意味なのか解説します。
そばの三たてとは
「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の3つを合わせてそばの三たてと言います。
この3つはそばをおいしく食べるための条件です。
挽きたて
そば粉は製粉してから時間が経つにつれて、味や香りが落ちてしまいます。
そのため、挽きたてのそば粉を使うことで味や香りの良いそばに仕上がるのです。
打ちたて
挽きたてのそば粉を使っても、打ってから時間が経つと味や香りが落ちてしまいます。
そのため、打ちたてのそばを茹でるのがおいしいそばの条件とされていますが、中には打ってから少し時間を置いて茹でるそば屋もあります。
その理由は、打ちたてのそばはそば粉と水がまだ馴染んでおらず、茹でる際にそばが浮いてしまうためです。
茹でたて
そばに限らず、麺は茹でてから時間が経つと伸びてしまいます。
おいしく食べるためには茹で上がったらすぐに水で締め、しっかり水を切ることが大切です。
まとめ
そばの三たては「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の3つを合わせたもので、そばをおいしく食べるための条件です。
これらの条件が満たされたそばはおいしいとされていますが「打ちたて」に関しては打ってから少し時間を置いた方がいいとも言われています。
当店は、喉越しにこだわった細麺の上品な二八蕎麦を提供しております。
京風仕込みの上品な味わいをお楽しみいただけますので、ぜひお越しください。