鴨の産地について
2025/11/01
鴨は日本だけでなく、世界各国で食用として飼育されています。
現在では鴨肉が食べられるお店が増えましたが、お店によって鴨肉の風味が違うと感じることもあるでしょう。
これは鴨の産地も関係しているのです。
そこで今回は、鴨の産地や種類別の味の特徴について解説します。
鴨の産地
日本国内
鴨は日本各地で飼育されており、マガモ・アイガモ・アヒルが主に流通しています。
昔よく食べられていたマガモは、弾力があり噛むほどに鴨肉の味わいが堪能できるのが特徴です。
しかし現在は流通量が減り、マガモの鴨肉の価値は上がっています。
そして現在日本で最も食べられているのがアイガモです。
鴨南蛮や鴨鍋といった料理にはアイガモ肉が使用されていることが多く、鴨特有の臭みが少ないため食べやすい特徴があります。
またアヒルも鴨肉の一種で、古くから世界各地で食べられています。
アヒル肉が使われている料理として有名なのが北京ダックです。
北京ダックは日本でも親しまれている料理で、鴨肉の中では比較的食べやすい味です。
海外
海外での鴨肉の産地として有名なのが、フランスやハンガリーです。
フランスではバルバリー種やシャラン鴨などが飼育されており、どちらも肉質が良いことが特徴です。
現在でも品種改良が進んでおり、品質の良い鴨肉が生産されています。
そのことから日本でもフランスやハンガリー産の鴨肉が輸入されており、お店などでも食べることができます。
まとめ
日本で飼育されている鴨は、主にマガモ・アイガモ・アヒルの3種類です。
それぞれ肉の旨味や食感などが異なり、現在日本で最も食べられているのがアイガモです。
海外では、フランスやハンガリーが鴨の産地として知られています。
当店は「鴨せいろ」を看板メニューとしておりますので、おいしい鴨肉を味わいたい方はぜひお越しください。

